アスリートのための栄養学

多くの出会いと収穫があった出張日記

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東京・埼玉出張へ行ってきました!

今日のブログは、栄養学の知識ではなく私が体験したことの日記です^^

気軽にみてほしいです!学んだ事・感じたことが多くありました!

ハーモニー体操

東京について、ミーティングまでかなり時間があったので院長のお知り合いで「ハーモニー体操」をされているコンラッドさんと初めてお会いして参加させて頂きました。

ハーモニー体操は

カラダ全身のいろいろな筋肉たちが協調・協力して動くことで一部の筋肉にかかる負担を減らします。それは日常生活の動作の改善・痛みを解消します。

具体的には脱力することで肩・腰・足の疲れが減り、気持ちよくリラックスができたり、姿勢やポーズが自然と楽になり、スポーツのレベルアップのキッカケにつながります。

それに必要なのは、力をいれること、辛いトレーニング、厳しいワークではなく、「やさしく」「ゆっくり」「心地よく」「頑張らない」「痛みのない動き」で「休み休み」続けていくと今までとは違ったカラダの動きや感覚が生まれます。行う環境は、椅子でも床にでも立ってもどこでも可能です。

実際にしてみた感想としては、まず自分が普段力を入れてないと思っている動作でも

どれだけ力がはいっていたかがわかります。それは脱力して楽な体の形を知ったからです。

終わると体の力みがなくなっています。

痛みや違和感というのは、自分体の自然な形から離れた不自然な動きをしているのだと感じました。雰囲気もとてもゆったりしていて、体も心も心地よくて眠たくなってくるんです。

レッスンを受けていて眠たくなるっておもしろいなと思いました(笑)

夜にズーム配信で顔映さず一方的に聞くだけで良いというのもご紹介できますので

是非、興味ある方お声かけ下さい!

全体を見ず判断することの危険性

コンラッドさんの話で「なるほど」と思ったことがあったので紹介を^^

左右のバランスが崩れていることはダメと言われがちです。例えば床に寝転んだ時に

左足はまっすぐ天井を向いているのに、右足は右の壁のほうをむいてしまっている。

そこで、右足の足首から足部分を適正な天井の位置に戻したとします。

すると、その更に上の膝や太もも、腰などはどうなるでしょうか。

その人にとってはそれでバランスの取れた形だったことがダメだとおもった一か所だけをみて治そうとすることでどこかに歪が生まれるかもしれません。

人の体は足だけ、腰だけというように別々で動いているわけではありません。

足を動かすにも様々な場所が動いてその動作になるわけです。

なので、全体を見て判断をするということが大切です。これは体のことだけでなく様々なことに共通することですね。

人との関わり合いの楽しさ

自分が普段いくことのない地で、初めましての方ばかりの環境というのはとてもわくわくします。😊このハーモニー体操で出会った方々ととても楽しい時間を過ごせました。

お茶タイムがあったり体操が終わった後にも残っていた方々とお話をしたり…😊

一人とっても元気でかわいらしいご年配の方が「家に泊まりにおいで!」「次いつ来るの?」といってくださったり、「またきてね!」という優しい言葉に心があたかかくなりました。

やはり、人と話をする楽しさを感じます!

ジュニア期スポーツ業界の違和感

ハーモニー体操の後、数人で残って話をしていました。その中にはサッカー業界で有名な女性の方がいました。なでしこで有名な澤穂希選手ともつながり、人望もかなりあるような素敵な女性です。

その方は、ジュニア期のスポーツ業界の考え方がおかしいと話されていました。

おかしいというのは、中学3年間、高校3年間でゴールを作ってしまっていること・その期間だけで全てを作り上げようとすることです。

これは私自身も様々な競技の学生アスリートをみてきて同じように感じています。

例えば、野球なら甲子園がゴールになってしまっています。そこにいくために、体格はごつくなければならない。理想の体重は身長―100とよく言われています。野球部は冬トレで一生懸命食べて体重を増やします。食べる量は監督に定められ、体重は1か月でこれだけ増やせと言われます。

1か月で2kgの増量は明らかに不自然であることはわかると思いますが、それが良しとされています。高校三年間どころか2.3か月で理想の体重を目指す選手だっています。

無理にそこで作らずとも長い期間を経てという考えがある人はとても少ないのではないでしょうか。

サッカーでもユースのチームでは、中学生の時点で体の線が細いということで落とされる現実もあります。それでユースを落とされた有名なサッカー選手もいます。でも結局別のところで拾ってもらい成長し、最終的にそのチームが大金を払って呼び戻すことになるなんてことも大いにあります。その一時期だけで成長しきれる人なんているのでしょうか。もっと先の展望までみることが監督やトップに必要だと言われていました。

また、多少のケガを我慢してでも出ることはかっこいいことかもしれません。そしてそれでも出たいと思うのはそこだけがゴールかのように描かせてしまっているのが今の風潮ではないでしょうか。

ここで故障して終わることは本望なんて思わせないような考え方を与えることもまた監督やコーチなど指導者側の仕事のような気がします。

ジュニア期のアスリートは非常に活動量が多くなっており食べても追いつかないこともあります。

運動量を見つめ直し、休息することや食事時間をしっかりとってあげること、身体が休まる時間を与えてあげる必要性や、それは緩さや甘えではないということを本当に理解してもらう必要があるなと強く感じます。

考え直す、良いきっかけを与えて頂けたなと思います!!

農業見学

2日目は、農家の方に農地を実際にみてきました。

 
  

左がネギ畑と右がさくらんぼです😊

ネギ本当においしそうで、スーパーではそんなこと思ったことがないのですが「そのまま食べてみたい!」と思いました。

農家は大変だとなんとなく知っているものの深くは知らない方も多いと思います。

例えば、具体的な額でいうと

この上にあげたネギ畑の農地全て取ることができれば500万の売り上げも、何か自然災害や天候によって全てだめになれば0になることもあるわけです。すべて同じ遺伝子を持っていて個体差がないので上手くいけばすべて上手くいきますが、上手くいかなければ全てダメになるのだとか💦

そしてそれがこの世界です。

決して思い通りにならない自然と、 自然から切り離された消費者とに挟まれ、 業界の支えも頼れず、身近な者でさえもその苦労は中々わかってもらえない。

これは何らかの形で発信していきたいです。

ただ、楽しくやっていらっしゃいます!毎日いきいきと働いている旦那さんをみて奥さんはとても嬉しいみたいなので😊✨

楽しいというのは仕事において私はかなり重要だと思っています!ただ、楽しいだけでは難しい現状があるのも事実です。

もっと農家と消費者の存在が近くなることを目指しお互いが幸せになれること考えていきたいです!

 

ちなみに…

ビニールハウスは10月で、なか暖房つけてなくても

暑すぎました。10分もいれないです夏場は80°Cになることもあるとか🤔🤔

経験と学びで充実した出張

長々と書きましたが、本当に沢山の出会いと、経験と学びがあった出張で来たかいがありました。

色々な人の考えや思いを聞けるというのは自分の引き出しを増やすことや新しい学びのきっかけになります。また、文面でのやりとりやズームではなく直接顔見てお話できることの大切さも感じます。

管理栄養士という職業は、ただ栄養の知識があればそれで良いという訳ではありません。食を取り巻く環境は非常に広くあり、授業ではやらなかったこと、教科書にはないことがたくさんあります。

それを学ぶことも社会人になった今できることです。色々な経験をして新たな視点が持てるようになるときっともっと楽しくなる気がします^^

おまけ編

食べたものです^^どれもおいしかったです🌸

  
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